FC2ブログ

Entries

冬至

今日(冬至)の我が家のリビング
■今日(冬至)の我が家のリビング(撮影:2009.12.22 AM11:00)

今日は冬至。

一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日。
しかし、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。

日本では、
日の出が最も遅い日は、冬至の約半月後で、
日の入りが最も早い日は、冬至の約半月前である。

しかし、太陽の光が最も弱まった日は 人間にとって最も不安らしく、
冬至を無事に過ぎ去ったことを祝う日として 世界各地でいろんな風習があるのはそのためだそうだ。

日本では、ゆず湯に入り、カボチャを食べると風邪をひかないと言われている。
元々はクリスマスも冬至を祝うお祭りだ。

ところが、気象統計学的には、静岡など太平洋側の地方は
夏至のころより、冬至の12月や1月の方が、日照時間が多い

従って、昼が短くても冬至の頃が、太陽の暖かい光をいっぱい受けられる。
また、この日、太陽の南中高度(静岡では35゜+23.5゜-90゜=31.5゜となる)が最も低くなるため、
室内に入り込む日光の長さは最大になる。

勿論、前面が広く開放されていればの話だが、高層マンションなどでも同じことが言える。
だから、ある意味、今日は家の中にいて最も太陽光を浴びることの出来る日とも言える。

両親の茶の間 我が家のリビング
■両親の茶の間                       ■我が家のリビング(撮影:数年前)
(冬の午前中は 部屋の奥まで日差しが差し込みます)


冬至は、二十四節気の一つであることからすると、
正確に言うと、今日から次の節気の小寒(2010年1月5日)までの期間をさしている。

二十四節気とは実におおらかで面白い。

これさえあれば、迷わずに農業などが出来る!

太陰暦を基準に考えてきた日本や中国での日付は、太陽の位置と無関係であるため、
暦と四季の周期との間にずれが生じて、農耕等には不便である。
そこで、本来の季節を知る目安として、太陽の運行を元にした「二十四節気」が暦に導入された。

二十四節気による暦月の運行による暦とのずれが1か月程度になったときに、
余分な1か月(閏月)を入れて調節するようになった。

二十四節気は当初、冬至を計算の起点にして、1年を24等分した約15日ごとに設けられた。
しかし、地球の軌道は円ではなく楕円であるため、ズレが生じる。
そこで、春分を基準とする15度ずつの24分点に分け、太陽がこの点を通過する時を二十四節気とすることにした。

何と面倒臭い・・・太陰暦など使うからこの始末なんだ・・・
と現代人は思うかもしれないが、人間や動物には体内時計という、独自の時間周期を持っている。
たとえば、外界と遮断した部屋で生活させると、人間は睡眠・覚醒などの周期がやがて24時間50分前後で繰り返すようになると言われている。

これが人間の体内時計における1日の長さと考えられている。
月の出・月の入の時刻は毎日少しずつ遅れることは日常でも体験出来るが、この遅れが1日に約50分前後。

要するに、太陽の光から開放されると、人間は月の周期に合ってしまうようだ。
元々、人間の体の詳細な時間軸は月によって構成され、太陽により、季節を感じ、生活に必要な様々な情報を解析しながら生きてきた。

まさに「暦」には、太陽や月、その他の惑星が登場し、様々な生物を構成する細胞にまで影響する大宇宙への広がりとつながりを感じられずにはいられない。

日本が明治6年に太陽暦に移行したのは、
政府が年に13回給料を払う事が当時の財政上の負担が大きかったからだと言われている。

なんとも切ない話である。


↓ブログランキングに参加しています。応援宜しくお願いします↓

 FC2Blog Rankingにほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ  人気ブログランキングへ 

関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://husf.blog47.fc2.com/tb.php/65-c519bac1

トラックバック

コメント

[C27]

>ところが、気象統計学的には、静岡など太平洋側の地方は
>夏至のころより、冬至の12月や1月の方が、日照時間が多い。

これにはびっくりしました!
良く考えてみたら納得です。
こういうことを知ることが出来るのも、
ブログをやっていればの賜物ですよね。

ところで写真の窓は、大変ユニークな形をしてますね!
拡大してみたら、壁がコンクリートのようなんですが、
どんな利点があるのか是非知りたいです。

[C28] ▼kikuguitar 様

壁の話ですが、kikuguitarさんにお答えするのには、絵があったほうが解かり易いので明日くらいにUPします。また宜しくお願いします。

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

原 空間工作所

Author:原 空間工作所



原 空間工作所

人にも地球にも優しい自然を生かした家づくりを通して住まう人の豊かな暮らし、地域の環境の力になりたいと考えています

FC2ブログランキング

 ↓ブログランキングに参加しています↓

にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ  人気ブログランキングへ FC2Blog Ranking  

 ↑クリックお願いします↑ 

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード