
最近 毎日 家の中で蚊が飛んでいる。
外に置いてあった鉢を部屋内に上げたからなのか、それだけ世の中が暖かいのか・・・
前回、冬にはめずらしいカマキリの悲しい話をしたが、
カマキリは農作物に食害のあるバッタやその他の昆虫を捕食してくれるので、人間にとっては
益虫だ。
同じ網翅目でも、ゴキブリやシロアリは、人間にとって最も嫌われる
害虫だ。
しかし、そういった奴ほど しぶとくて、そのままの姿で冬を越すことができる。
ゴキブリは、室温の低下と共に冷蔵庫やテレビなどの家電の裏や、
リビングのように日常的に使われている部屋の家具の裏や天井裏など、
比較的温度の下がりにくい所で、低温に対応するために群れて生活している。
しかし、
こんなゴキブリでも5℃以下になると死んでしまうといわれている。だったら

真冬、家中の電源を切り、換気窓を開けて風通しを良くして、
室内の温度が5℃以下になるようにする。
こんな状態を、数日続ければ、バルサンなどの殺虫剤を使用するより、
はるかに健康的で、効率よくゴキブリを退治できるのではないだろうか。
我が家は2世帯で、家に
「誰も居なくなる」ということがほとんど無いので、出来ないが、
戸建て住宅に住んでいる人で、真冬に何日か家を空ける機会のある方は、
試してみる価値はあると思う。
・・・実験してくださった方は、是非、結果を教えてください。
害虫の中で、最もしぶといのは、シロアリだ。こいつらときたら、地面の下や暖かい床下にいるので、冬でも十分活動している。
ヤマトシロアリは6℃前後で活動を始め、12℃~30℃が好適温度といわれている。
また、イエシロアリの好適温度は30℃~35℃と、結構高い温度を好むとされている。
しかし、実際には
北海道でもヤマトシロアリは確認されている。一説によると、巣内の
バクテリアの熱で巣内は暖かく、シロアリが活動できる温度になっているといわれている。
その温度は、気温よりも10℃前後高いことのこと。
シロアリは、木材が主食だから、真冬でも食べるものには困らない。
つまり、
温度さえ保たれれば冬眠の必要は全くないのだ!シロアリにとって幸いなことに、
最近は温暖化の傾向が強く、最低気温があまり下がらない。加えて、
住宅の高断熱化もすすんでいるので、床下は真冬でもシロアリにとって、最適気温となっていることも、珍しいことではない。
そんなシロアリでも、特徴や生態を知っていれば、それ程、恐れることはない。
名前からもその弱点がみえてくる。
それは次回に説明したいと思うが、たとえば、似たようなものを食するこんな昆虫がヒントに、、、。
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