
今日もノリノリで散歩に出発です!!
私の散歩は、薄暗い頃より起き出して(写真は真っ暗ですが)、住宅街をぬけてちょっと離れた田園地帯をまわって帰ってくる所要時間1時間弱のコースです。ホトトギスの鳴き声の響く、薄暗い街中を北に向かって20分程歩くと、わりと広い田園地帯が広がります。今一番ポピュラーなのは、なんと言ってもカルガモでしょう。基本的には1年中見かけますが、今なら田んぼさえあれば、市内の至る所で見ることが出来ます。殆ど、人を恐れないため、かなり近くで見ることの出来る鳥です。
しかし、私のお気に入りは何と言ってもケリです。
ケリはチドリ科最大の鳥で、静岡県では比較的多く見られます。箱根を超えるとその数は少なくなる様です。私も静岡に住むようになって20年、昨年生まれて初めて見ました。黄色の長い足で農道や田んぼを駆け回る姿は、絶滅危惧種のクイナ科の鳥かと思いドキドキしました。それから、毎日見かけるようになり、羽ばたく姿も何度か見ることができました。翼は先の方が黒く、白と灰褐色で、飛ぶ時はこれらのコントラストが実に美しく、地面を歩いている時の地味な印象とは全く別物です。
夏は頭から胸が灰青色で、体は背面が灰褐色で、腹部は白。胸とおなかの境目には黒い帯があります。尾は白色で黒い帯が入っています。
冬は灰青色がやや褐色を帯びてきます。この時期、ケリは子育て真最中で、巣やヒナを守る為に大騒ぎしています。甲高い声で鳴き、「キリッ、キリッ」、「ケリッ」、「ケケッ」、その騒々しい鳴き声から「ケリ」と云う名前が付けられたそうです。時にはカラスさえ撃退する様を見かけると、ちょっと嬉しくなります。
稲の丈が短い、今の季節が最も見やすく楽しめます。
6月の早朝、静岡市のこの場所では、北或いは北西の風が南よりの海風に日の出とともに変化していくのがよくわかります。
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