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里山の農業(1)水田・水生昆虫

  里山の水田:きれいな水で美味しい米が採れます。         ビニールテープやネットなどは去年までは無かった鹿除けの柵です梅雨の晴れ間、打ち合わせで山梨に行くことになった。6月初旬に田植えをした実家の稲の成長を確認するため、1時間程の余裕もって出かけた。イベント的な参加ではあるのだが、田おこし、田植え、稲刈り、稲扱き(脱穀)等は出来る限り参加している。先日母から、「田んぼに鹿が出て 稲の一部が...

里山の生態系-タニシ-

タニシ:我が家の水田では、稲作に必要な生態系というよりは食べるのが楽しみで育てている。タニシ(マルタニシ・オオタニシ)は 海から遠いこの里山では貴重な蛋白源だったので、昔からよく食べられている。この地方では一般的にツボと呼ばれ、アサリの味噌汁より汁が少なめで濃い味噌汁に貝殻のまま入れて、ある程度煮込んでたべる。肝蛭(カンテツ)など他の寄生虫を持っている可能性が高いので生では食べない。その味は絶品で...

里山の農業(2)農薬

タニシを始め、田おこし前の水ゼリなど、田んぼは稲を作るための場所だけではなく、いろいろな副産物の採れる場所として、食と密接に絡んでいる。その上、この地域で育てられているのは全て自分達自身が食べるための米である。したがって、農薬や肥料を売りたいJA(この辺では今でも多くの人が「農協」と呼んでいる)の熱心な指導があったにもかかわらず、農薬や、化学肥料を大量に使う、一般的な農業は普及しなかった。しかし、完...

里山の農業(3)野生動物

鹿除けのための防護柵のため、田んぼの風景が異様なものとなってしまった。半世紀前から始まった野生動物の逆襲、イノシシから始まり、30数年前からはハクビシンの被害が増え続け、20数年前にはサル、そして、そのサル被害が年々深刻化する中で、4,5年前から鹿となり、それに寄生する山ビルにより、山里に近づくことすら,拒まれ始め、とうとう、今年は鹿が水田にまで現れ、直接被害を及ぼすとは とても信じ難い。今は水田のある...

里山の農業(4)野生動物 その2

猿よけの柵:今年になって設置した、電流の流れる野菜畑の柵野生動物と人との共存は 人が明け渡した山里領域の奪還にあると思う。勿論、同時に適正な数の頭数制限は必要である。食物連鎖の頂点にいたニホンオオカミが絶滅したことにより、イノシシ・シカ・ニホンザル等の野生動物が異常繁殖することとなり、人間や農作物に留まらず森林や生態系にまで大きな被害を与えるようになったことは周知のことだ。アメリカでは絶滅したオオ...

里山の農業(5)野生動物 その3

前回、「野生動物と人との共存は 人が明け渡した山里領域の奪還にあると思う」「理想は里山の健全な生態系を取り戻すこと」と述べた。それは、里山の住人自身が豊かに暮らしていくためである。だがおそらく、現在、この地域に住んでいる人では、この野生動物との領域争いには勝てないだろう。なぜならば、現在、置かれている状況が異常だと思いつつも、その時々の状況に合わせて、生活基盤を切り替えて農業依存度を下げることで解...

アブラゼミの羽化

今年は蝉の鳴き声が少ない。我が家の庭に6m位の桜があるため、例年、この季節になると、クマゼミの鳴き声で日中は殆どまともに会話が出来ない状況である。静岡市内の市街地付近の蝉は7割以上がアブラゼミとクマゼミに占められる。7月の前半には多少のニイニイゼミの声も聞くが、ほんの短い季節である。そして、8月後半からツクツクボウシとなる。ちなみに、実家(たびたび登場する山梨県南部町福士川流域)にいる蝉は、ヒグラシ3割...

大雨の恐怖

7月21日、山口県や鳥取県などで総雨量300mm近い記録的な豪雨の影響で土石流が発生し死亡者や行方不明者が出ていることが、毎日報道されている。亡くなった方、行方不明の方、そのご家族の方々のことを考えると、本当に耐えられない。そして、こうしたニュースを見る度に人事ではない不安と心配にいつも怯えてしまう。私の故郷の里山は、年間降水量が2,500mm前後という山梨県の中で最も多雨地域で、その殆どが梅雨時から台風シ...

久しぶりの山の畑

各地で被害を出している豪雨だが、故郷の里山でも24日の4時~7時までの3時間の間に120mm位の雨が降ったらしい。この時の最大の時間雨量は70mmだったそうだ。母から家の前の川が一瞬にして増水したことを聞いて心配したが、その後は雨もおさまり、川の水も見る見るうちに少なくなったらしい。気になって、26日(日曜日)帰郷してみると、父は朝8時前から 「せぎ組合」 の復旧作業に参加して不在であった。         ...

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原 空間工作所

Author:原 空間工作所



原 空間工作所

人にも地球にも優しい自然を生かした家づくりを通して住まう人の豊かな暮らし、地域の環境の力になりたいと考えています

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